特別セッション
第10回日本LCA学会研究発表会では、以下の8つの特別セッションを設ける予定です。奮ってご参加下さい。
・グリーンサプライチェーンと低炭素化サプライチェーンのグリーン化および低炭素化は、現在の環境経営において最重要の課題です。本セッションでは、グリーンサプライチェーンを目指した環境影響の評価、マテリアルフローコスト会計等のマネジメント手法の開発・適用、サステナビリティ報告書での情報開示などを中心に幅広く議論することを目的としています。理論研究、事例報告、実践への提言など、幅広い報告を募集します。・消費者行動とライフスタイル消費者行動は最終需要の過半を占め、社会における環境影響削減の鍵を握っています。一方で、消費者行動は複雑であり、十分な知見が得られていません。本セッションでは、ライフサイクル的思考に基づいて、消費者の心理や行動・ライフスタイル、あるいは結果である環境負荷・環境影響を扱った研究発表・実践活動を広く募集します。・インパクト評価本セッションではインパクト評価に関する最新動向、実践例からの知見を共有し、インパクト評価を活用する上での論点について議論をおこないます。インパクト評価手法開発や適用事例に関する研究発表、事例報告を広く募集します。・環境情報の活用現在、多様な環境情報が社会に蓄積されています。そこで、蓄積された環境情報を分析し、その結果を踏まえて社会に適用していくことが重要となります。本セッションでは、投資市場、電力売買市場における環境情報の活用など、環境情報の分析の手法、ケーススタディーなど、幅広い環境情報活用に関する研究発表を募集します。・サプライチェーン管理に役立つライフサイクル思考原材料の調達先や廃棄物処理の委託先など自社の製品のサプライチェーン全体を把握して,そこに潜在するリスク要因を管理するサプライチェーン管理(SCM)が重要性を増しています。その中で,LCAなどの科学的手法は,どこに改善のための労力を集中させるべきか,ホットスポットの特定・評価に利用されうると言われています。 本セッションでは,従来の製品LCAの範疇を超えた,企業のSCMのためのLCAの活用や,スコープ3や環境フットプリント,社会LCA(SLCA)の適用事例やデータベースなど,関連する動向についての発表を広く募集いたします。・一次産業と食のLCA一次産業(農林水産業)及びそれらの食品への加工・使用・廃棄、並びに食生活等に関する研究、実践事例の紹介を広く募集します。特に食品の廃棄削減による環境負荷の削減、ライフサイクル視点による食品包装の機能性評価などの研究発表を歓迎します。・環境教育学校教育やその他の場面(企業内、消費者向け等)でのライフサイクル思考に基づく環境教育に関する研究発表・実践報告を募集します。・企業LCA/LCM企業等におけるLCA導入事例、削減貢献量評価等の企業活動全体の評価事例、ライフサイクル情報の管理システム、活用方法など、ライフサイクル的思考に基づく企業活動に関係した研究発表を広く募集します。
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